ご自身の筋力低下度合いを知っていますか?
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運動不足
こんにちは。
院長の田代です。
今月は、「自分のコアを守ろう!」ということで、私が日々感じている、患者さんの筋肉の衰え方について、下半身にフォーカスをあててお届けいたします。
サルコペニアという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
かつては高齢者の筋力低下を示す言葉でしたが、コロナ禍の影響なのか、最近は20~30代の方にも多く見られますので、非常に由々しき問題です。
ちなみに80代になると筋肉の量は20代の頃と比べて6割程度にまで減少してしまいます。
そこで、簡単に状況を判別する方法をご紹介します。
両手の親指と中指で輪をつくり、ふくらはぎの一番太い場所を包むようにしてください。
左右の親指もしくは中指同士が触れてしまったら、サルコペニア陽性、筋力低下が疑われます。
離れていれば適度な筋肉量が保たれていると判断できます。
あくまでも簡易的な指標ですが、筋力低下は不良姿勢はもちろん、体力の衰えを招きますので、早期の対策が必要です。
姿勢が崩れているということは体幹=コア=土台が崩れていると判断できます。
まずはご自身でチェックをして、ふくらはぎのどこを通しても指同士が触れている方は、お早めにご相談ください。